▪️小児歯科とは
小児歯科は、子どものむし歯を治すだけの場所ではありません。乳歯が生え始める赤ちゃんから永久歯が生えそろう中高生くらいまでの、お子様のお口の成長を保護者の方と一緒に見守り、サポートしていく専門分野です。
むし歯治療はもちろん、むし歯を未然に防ぐためのフッ素塗布やシーラント、正しい歯磨きの習慣づけ、指しゃぶりなどの癖の改善指導、そして将来の歯並びを見据えたアドバイスまで、その役割は多岐にわたります。
子ども時代に「歯医者さんは怖くない」という意識を育むことは、生涯にわたる口の健康を守るための大切な礎。私たちは、お子様一人ひとりの成長のパートナーでありたいと願っています。
▪️当院が諫早市のママ・パパに
選ばれている4つの理由
お子様の気持ちを尊重するむし歯治療
私たちは、無理やりの治療は決して行いません。初めてのお子様には診療台に座るところから始め、使う器具を一緒に見たり触ったりしながら、歯科医院の雰囲気に慣れてもらうことを優先します。お子様自身の「できた!」という達成感を大切にし、歯医者さんを「怖くない場所」だと感じてもらうこと。一人ひとりの心とペースに合わせた治療を心がけています。
むし歯にさせないための徹底したむし歯予防
お子様の大切な歯をむし歯から守るため、専門的な予防処置に力を入れています。歯の質を強くするフッ素塗布やむし歯になりやすい奥歯の溝をあらかじめ樹脂で塞ぐシーラントはもちろん、お子様と保護者、双方に向けた歯磨き指導を重視。毎日の仕上げ磨きのコツなど家庭でのケアを具体的にサポートし、「むし歯ゼロ」を一緒に目指します。
シーラントとは
シーラントとは、奥歯のかみ合わせ面にある溝(みぞ)を、歯科用の樹脂(レジン)で薄くコーティングして埋める処置です。溝は汚れがたまりやすく、歯みがきだけでは落としきれないことがあるため、むし歯の予防を目的に行います。
主に、奥歯が生えて間もないお子さまや、溝が深い歯に対して検討されることが多い処置です。
将来を見据えた歯並び・噛み合わせの早期チェック
乳歯の段階から、顎の骨の成長や永久歯への生え変わりを注意深く観察し、将来の歯並びや噛み合わせに影響を及ぼす可能性のあるサインを早期に発見。問題が見つかった場合でも、成長段階であるお子様は適切なタイミングで介入することで、将来的な本格矯正の負担を軽減できる可能性が高まります。
正しい成長を促す口腔機能の発達サポート
「食べる」「話す」「呼吸する」といった、お口が本来持つ機能の健全な発達も、小児歯科の重要な役割。指しゃぶりや口呼吸、舌の癖(舌癖)などが、歯並びや顎の成長にどう影響するかを説明し、必要があれば改善のためのトレーニング(MFT:口腔筋機能療法)を提案します。
▪️お子様をむし歯にしないためのアドバイス
乳歯と永久歯が混在する「交換期」の注意点
6歳前後になると、乳歯の奥に最初の永久歯である「6歳臼歯」が生えてきます。この歯は、噛む力が最も強く、将来の歯並びの基準となる非常に重要な「歯の王様」です。しかし、生えたてはエナメル質が未熟で非常にデリケートなため、お子様の歯の中で最もむし歯になりやすいという側面も。この大切な6歳臼歯を守るために、仕上げ磨きの際には意識して歯ブラシを奥まで届かせ、溝の汚れを優しく掻き出すように磨いてあげてください。
親子で取り組む、毎日の仕上げ磨き習慣
お子様が自分で歯磨きを始めることは素晴らしい成長ですが、小学校中学年くらいまでは、まだ自分の手で完璧に汚れを落とすことはできません。お子様が主役の「自分で磨く時間」と、保護者の方が主役の「仕上げ磨きの時間」、この二つをセットで考えることが大切です。
仕上げ磨きのコツは、お子様を膝の上に寝かせるようにして、お口の中をよく見ながら行うこと。「きれいになって気持ちいいね」などと優しく声をかけ、決して叱らず、終わったらたくさん褒めてあげることで、歯磨きを楽しい習慣として定着させていきましょう。
乾燥を招く、「お口ぽかん」の改善
普段から口がぽかんと開いている「お口ぽかん」の癖は、実はむし歯のリスクを著しく高めてしまう習慣です。
口がぽかんと空いてしまう背景にあるのは口呼吸。口呼吸の状態が長く続くと口の中が乾燥し、むし歯ができやすい酸性の状態になってしまうのです。
お口ぽかんを改善するためには、鼻で呼吸し、唇を閉じ、舌を正しい位置(上顎)に置くことが重要。意識して唇を閉じる練習や口周りの筋肉を鍛えるトレーニング(MFT)も効果的です。